新しいことを始めるときや、提案するとき
この言葉をよく使っています。
自分の提案を通して、どうしても実行したいとき
とりあえず、一ヵ月でも良いのでやらせて下さい!
とお願いすると、通りやすい気がします。
去年の目標、とりあえず動く
去年のテーマとして、キーワードとして挙げたのが
「とりあえずやってみる」でした。
意気込んで準備を完璧にしてから動くのではなく、
まず経験してみる。
とりあえずやってみて、不具合があったら軌道修正していく、ということ。
まあ、そうしたかったのですが、
組織でそういった事をしようとしても、
こんなトラブルがあったらどうする?こう言われたらどうする?
などの意見をもらってボツになることもありました。
ボツになる、というより指摘された解決方法を考えるうちに
まーいっか。
と、やる気がだんだん無くなってしまう。
そこまでやる気がなかった、と言えばそうなのですが・・・
タイミングってありますよね。
確かに慎重な意見も必要です。制御する人も必要です。
でも、その可能性を一つずつ考え検討していくと
いつの間にか、動くタイミングを逃してしまいます。

ダメならやめれば良い
やりたい!と思ったら
とりあえず動いておきたい、
ダメだったらやめれば良い、
元に戻れば良い。
起こるか起こらないか分からないトラブルの解決策を考えるぐらいなら
まず、とりあえずやってみようよ。
組織では、やりたい・やってみようという前向きな気持ちが、
進んでいくうちに、後ろ向きな気持ちになることもしばしばありました。
ただ、個人レベルでは
とりあえずやってみる
というのは落とし込んだと思います。
導入するのに多少時間や準備がかかりそうなものでも、
今まであったルール、やり方を少し変えるということも、
とりあえず来月だけ!
とか、
今回だけ!
と提案していました。
そうすると、割と周りも納得しやすい。
それが一生続くわけではなく、お試しなのだ、ということで
進めやすかったです。

お客様にも提案しやすい
それは対お客様でも同じでした。
新しいツール導入はもちろん、連絡手段としてチャットを導入した際も
とりあえず練習としてやってみましょう!
不具合が出たら、元に戻すのも大丈夫ですので。
と、言っておくとお客様も安心します。
私としては、導入してそのままやり方を変えていきたい、
と思い提案し導入するわけですが、
思っていたのと違う、前の方が良い
というのなら軌道修正します。元にも戻します。
実体験として語る
やってみた
という事で、自分の経験として得られるものは大きいです。
やった事があるか、ないかは雲泥の差。
だって、やった人はそれを語れるのだから。
会社では、もっともらしい理由を言ってまったくやらない人がいます。
それはそれで仕方ないし、本人が決めたのなら、と思うのです。
でも!気にくわないのは、
それを試したことも、触れてみたこともない、未経験なのに
そのやり方は良くない、止めた方が良い、と決めつけて反対する人。
正直、語る資格ないと思います。
今までいろんなツールややり方を、とりあえずやってみる精神で行ってました。
それを何も動いていない人に、違う、と説教される。
書きながら、そんな人いるかな?と思いますが、
実際に何度もあり却下されてきました。今の会社で。
悔しくて仕方なかったです。
言いたい事はたくさんありましたが、
ここでやり合っても何も変わらない。
自分のエネルギーを消耗するだけ。
自分の信じる道をいくしかないです。

行きつく先は同じ
去年の目標のとりあえず動く、という行動は
私を少しずつ違う方向へ変えました。
最初は、めんどくさい、、、と重い腰を上げるような感じで
やっていましたが
小さなことを毎回、エイっとやっていくと
そのうち、その行動が軽くなってきます。
自然と、トライしてみる、やってみることができるようになりました。
ですから、わざわざ今年の目標はとりあえず動く!と決めなくても
もう私は動けるようになっている・・・と思う・・・。
そして、重い人は相変わらず、重い。
重い人を動かすのは本当に大変。消耗します。
だからこそ、
同じ方向を向く人とやる、誰とやるか?
が大事なんですね。
これからも頑張って動いてみます。


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