税理士あっさーの独立奮闘記。

こんにちは。

おしゃれなものに囲まれたい！

自由を目指す、税理士あっさーです。

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新しく始めるよりも、今あるものを変える方が難しい

私が今の会社の電子化やIT化などを進めていく中で

気付いたこと。

土台が作られていた方がやりやすい、と思っていました。

でもそれ以上に、昔からある、効率の悪いルールや

昔は必要だったけど今はあまり意味のないルール、

皆に浸透しているやり方を変える、というのは難しいものです。

抵抗勢力に疲れた

抵抗勢力、この状況になってから理解できました。

変えたくない側からの変えたくない！このままがいい！という抵抗。

簡素化されるようなルールだったら受け入れやすいですが、

例えば

手書きの出納帳をエクセルに変える、

ファックスをメールに変える、

会議をオンライン会議に変える、

紙を電子媒体に変える

など。

特に年齢の高い人にはなかなかハードルが高いようでした。

いや、若い世代でも、ですね。

長い間同じ方法で行ってきて、今でも不便ないなら

そのままやらせてよ、っていう気持ちも分かります。

にしても、うちの会社は若い社員がいまどきあり得ない

科目印スタンプを使い始めたり、なかなか時代に逆行しているなあ、

と思ったりすることもあるのですが😅

一つ提案を実行しようとしても、今の方法を変えるのは

反発されたり、話を通したり、その為の会議を何度もしたりと

とても時間がかかりました。

自分のやりたい事が思ったように進まない。

自己満かもしれません、

でも、会社を存続し、発展させるには

時代に合わせた方法に変えなければ生き残れない、

という危機感からです。

一つの提案を通すための流れ。

会議→反対意見→調整→会議→指摘→調整→会議→細かい指摘→調整→会議、、、

しかも、会議のルールも決まっていないので

会議で再度１から説明することもしばしば・・・

いつの間にかスタート地点に戻っていたり。

そのうち、提案するのも結局通らないんだろうな・・・

と諦めモードで、アイデアを出すこと自体がなくなります。

スピード感が全くない状況です。

自分の信念をもつ

以前、二代目税理士の方と世代交代についてお話しする機会がありました。

その方は、親の事務所を引き継ぎ、色々な抵抗に合い、乗り越え、

今、会社をさらに大きく発展させています。

ベテラン社員の方の抵抗はありませんでしたか？

どのように解決されたのでしょうか？

聞いてみました。答えは、

自分と考えの違う人には辞めてもらった

とのことでした。

意外だったので驚きました。

そもそも、私には「自分の考え」というのはあるのだろうか。

私だったら、どういった基準で仲間を探す？

自分はこんな考えをしています、と開示し

相手にも知ってもらい、選んでもらう。

自分の信念なりを伝え、知ってもらうことから。

その考えに賛同した人が残る、集まってくる、違う人は離れていく。

その集め方ならば、スタートの時点で考え方が同じなのだから、

話も早い、進むのも早いのでは？と。

スタートの時点で人が違っていたら、場所がここではなかったら・・・

結果も違うのでは？と自分の都合よく考えてみました。

その方は、今あるものを変えていったわけですが、

私には、変えるエネルギーが残っていません(笑)。

心機一転、新しく始めよう、と決意したのです。

何をするか、ではなく誰とするか

よーく聞くことです。結局は人、なんですね。

向いている方向が同じ。

向いている方向がバラバラだったら、

いくら土台ができていても、辛いものがあると思います。

私の場合は、肝心な経営陣、幹部がバラバラなので

やはり同じ場所で進めるのは、難しい、ではなく

無理だ、という結論となりました。

せめて、幹部だけでも同じ方向を向いていれば、結果は違ったと思います。

でも、まあここまで向く方向が違うので、諦めもつきました。

人は変えられない

もっと自分に魅力があって、カリスマ性があって、

人間性のある人間だったら変えられたのかも、と思います。

以前は、そう考えては落ち込んでました。

でも落ち込んでも仕方ない。

自分は自分にしかなれないのだから。

それに、人を変えようとしていた自分にも反省しています。

新しく始める事務所が楽しみです。

まずは、自分の軸を持つこと、信念から

しっかりと決めていこうと思います。

そして、素敵な仲間が集まってきますように！